院長挨拶
Leadership大阪で一番えぇ病院を目指して
1967年から半世紀以上、梅田の地で循環器疾患専門病院として、あらゆる心疾患治療を提供してきた歴史を継承し、2024年4月、Nakanoshima Qross内に『桜橋渡辺未来医療病院』を開設しました。
通院される患者様、入院される患者様、皆様に安心して治療・療養していただき、1日でも早く回復されるよう、職員一同、以下の3つを心がけております。
①「私達にしかできない患者様中心の病院経営」
②「質の高い医療の提供」
③「臨床・研究・教育の実践」
時々刻々と変化する医療情勢の中、ムリ・ムダを減らしたスピード経営、患者様1人1人に合ったテーラーメイドの最先端医療と看護の提供、次世代を担うエキスパートの育成に尽力し、「一歩、一歩、大阪で一番えぇ病院」を目指して、私達は一丸となって挑戦し続けます。
幹部紹介
Leadership循環器内科所属の岩倉です。心エコーを中心に心不全などの診療を行っています。「心不全パンデミック」と言われるように、心不全症例の数は着実に増えています。治療法も近年大きく進歩し、予後も着実に改善していますがまだ十分とは言えません。最近では弁膜疾患に対する経カテーテル的治療が一段と進歩しており、当院も新病院を機に弁膜疾患に対する取り組みを一層強化していきます。日々進歩する桜橋渡辺病院の取り組みにご期待ください。
心臓外科手術の発展にはまさに目覚ましいものがあります。以前は危険性の高かった手術も広く安全に行われる様になった現在では、患者様はますます高齢化しハイリスクになっています。一方で、安全性とともに求められるのは「手術の質」であり、「からだにやさしい」「早い回復」「痛みの少ない」「長く元気で生活できる」などが問われる時代になっています。
当院は大阪で心臓病治療をいち早く始めた伝統ある循環器専門病院です。アクセスの良さ、垣根の低さ、フットワークの軽さが特徴であり、定例のハートチームカンファレンスでは困難な症例へのベストな治療方針を病院全体で決めています。大切な方の心臓病治療は是非当院をお勧めします。
循環器疾患は、虚血性心疾患、不整脈、心不全、心臓弁膜症、動脈・静脈病変など多岐に渡ります。当院には、国内はもとより世界的にも高い評価を受けたスペシャリストが多く在籍しており、最先端の画像診断から先進的で卓越した治療が可能です。循環器専門病院の使命を果たすために、多様な循環器疾患に対して、各領域のスペシャリストが適切に連携を取り対応いたします。循環器疾患でお困りの方の御受診をお待ちしております。
心血管疾患の中でも心不全は特に高齢者に多い疾患であり、超高齢化の日本では爆発的に増加しています。桜橋渡辺未来医療病院では、急性・慢性心不全患者を積極的に受け入れ、患者の状態に応じた積極的な治療、最適な医療を提供することに努めます。
患者QOL向上を目指した包括的心臓リハビリテーションを積極的に行うとともに、多職種協働チームによる医療への介入を推進します。
さらには、地域連携を推進することにより急性期から回復期、維持期まで切れ目のない医療の提供を目指します。
患者さんと協働して個々人にとって最善の医療を提供する、そのことが一番大切であると考えております。
私たち看護職員は、「患者様の人格を尊重し、個々のニーズに応じた質の高い看護を提供できるよう努力します」という看護部理念のもとに、患者様やご家族の思いに寄り添える看護を提供したいと思っております。また、看護の専門性を発揮できるよう知識、技術の習得に向けて自己研鑽し、他の職種と協力して、安心・安全な療養生活を送っていただけるよう努めております。